物流安全
1995年の日本レスポンシブル・ケア協議会(JRCC) 設立時より、当社グループも加盟し、物流における事故 や災害の防止に努めるとともに、環境対応に向けた取り 組みを進めています。
安全と品質に対する考え方
当社グループの取り扱い製品は、危険物を含む化学品です。その製品の保管・輸送を行う際は、より高度な知見と安全管理への高い意識が必要となります。そのため、安全と品質に係る基準に照らし合わせて物流パートナーの選定を行って
います。
さらに、物流パートナーへ必要な各種情報の共有を適時行い、「現場」のリスクアセスメント、安全管理へと確実につなげることにより、事故・クレームなどのトラブル防止へ効果を上げています。
物流安全に対する推進体制
2018年10月に導入した3PL※1とWMS※2の活用の ため、物流事業者と協働によりグループを一元化した 理を推進しています。事業部あるいは事業所と充分なコミ ニケーションを持ち、安全と品質に関する適切な運用を行っ ています。
- ※1 3PL(Third-party Logistics:物流業務の包括委託)
- ※2 WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)
物流安全に対する考え方
当社グループは危険物も含めた製品を安全にお客様に納入することが求められます。将来にわたり、持続可能で安定した物流網を構築するために、全ての従業員が当事者となって解決していく仕組み作りと、ムダを省き物流効率化をはかるための改善を進めています。
また、荷主として委託先との連携を図り、物流業従事者の就労環境にも配慮してまいります。
持続可能な物流の構築
安全第一のもと、持続可能な物流の構築に努めています。物流業者と連携し、イエローカード携行の徹底や防災訓練の実施、安全教育などを行っています。
また、定期的に委託先現場に直接訪問し、品質・安全に関するパトロールを実施しています。
物流安全維持のための主な取り組み
- 環境対応
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- 改正省エネ法対応への取り組み
- モーダルシフトの推進
- 働き方改革実現に向けた荷主の配慮義務への取り組み
- 物流クライシス回避
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- ドライバー不足対応のための取り組み
- 「2024年960問題」対応への取り組み
- 物流価値向上
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- トータル物流コストの最適化に向けた取り組み
- 物流品質向上に向けた取り組み
- コンプライアンス
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- 消防法や貨物自動車運送事業法など法令順守への取り組み