社外からの評価
サステナブル社会の実現に向けた大日精化グループのCSR・ESGへの取り組みは、様々な外部機関により評価されています。大日精化グループでは、これら評価結果を次の取り組みにフィードバックし、更なる経営改善に努めて参ります。 (2025年2月時点)
FTSE Blossom Japan Sector Relative Index
大日精化グループは、2024年「FTSE Blossom Japan Sector Relative Index」の構成銘柄に選定されました。
グローバルインデックスプロバイダーであるFTSE Russellにより構築されたFTSE Blossom Japan Sector Relative Indexは、各セクターにおいて相対的に、環境、社会、ガバナンス(ESG)の対応に優れた日本企業のパフォーマンスを反映するインデックスで、セクター・ニュートラルとなるよう設計されています。また、低炭素経済への移行を促進するため、特に温室効果ガス排出量の多い企業については、TPI経営品質スコアにより改善の取り組みが評価される企業のみを組み入れています。
当社は脱炭素ビジネスに対応する製品群の開発と拡販を進めており、技術オリエンテッドな化学メーカーとして、社会・環境課題に当社が取り組むべき役割を認識し、中期経営に反映させながら、今後もサステナブル社会の実現に向けて貢献してまいります。
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- ※ 「FTSE Russell (FTSE International Limited と Frank Russell Companyの登録商標)はここに大日精化工業株式会社が第三者調査の結果、FTSE Blossom Japan Sector Relative Index組み入れの要件を満たし、本インデックスの構成銘柄となったことを証します。FTSE Blossom Japan Sector Relative Indexはサステナブル投資のファンドや他の金融商品の作成・評価に広く利用されます。」
S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数
大日精化グループは、2024年S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社と日本証券取引所グループ(JPX)が発表している「S&P/JPXカーボン・エフィシエント指数」の構成銘柄に選定されました。
この指数は、株価指数であるTOPIXを母集団とし、環境情報の開示を十分に行っている企業や炭素効率性の高い(売上高当たり炭素排出量が少ない)企業のウエイトを引き上げるなどの独自のルールで企業を評価するとともに、環境に関する取り組み、情報開示を促し、株式市場の活性化を目指しています。
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CDP「気候変動」「水セキュリティ」スコア
大日精化グループは、2024年度のCDP(環境情報開示を目的とした国際的な非営利団体)の質問書に回答し、「気候変動」および「水セキュリティ」の両分野において「Bスコア」に選定されました。
「気候変動」分野に関しては、3年連続での「Bスコア」選定となります。
大日精化グループでは、気候変動対応は地球規模での喫緊の課題であり、この課題解決にリスクと機会の両面から取り組むことで、経営効率化や収益向上といった持続可能な成長を実現できると考えています。気候変動による影響度と発生可能性を考慮した上で優先度を決定し、当社グループの製品開発および事業戦略に組み込むとともに、様々な動向を注視し、定期的な評価と見直しを進めながら、引き続き情報開示を行ってまいります。
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- <関連情報>
▼CDPについて
- https://cdp.net/ja
CDPは、2000年に設立された企業や自治体の環境情報開示のための世界的なシステムを運営する非営利団体で、毎年実施される環境情報開示とその評価プロセスは、企業の環境情報開示におけるグローバルスタンダードとして広く認知されています
▼気候変動・環境性報告に関する当社グループの取り組み