営業・管理系

先輩社員インタビュー 営業・管理系K.YK.Y
顔料事業部 営業統括部
2000年度入社/商学部

入社動機ユニークで高シェアの製品を営業として世の中に提案したい。

就職超氷河期という厳しい就活環境だった中、当社のダイレクトメッセージに描かれていたのは、目の錯覚を利用した絵でした。他社とは違うユニークさに興味が湧いて説明会に参加してみると、ニッチな業界ながらシェアが高いことがわかり、希望していた営業職での採用もあるということで面接に臨みました。他社では感じられなかった和やかな雰囲気の中で受け答えすることができ、どうしてもこの会社で働きたいという気持ちを受け入れていただいて入社に至りました。

仕事内容製品の提案から販売後のフォローまでお客様と向き合う。

私が所属している事業部は「彩り」のもととなる顔料を取り扱っています。顔料とは、モノに色を付ける化学素材のことで、色材ともいいます。入社から一貫して、その色材を担当する営業部門でお客様と向き合う毎日を送っています。入社後、西日本支社に配属されて文具用や樹脂・ゴム用の色材の販売に携わり、5年目に東日本支社に異動してフィルム用や液晶用、文具用などさまざまな色材を販売し、現在はカラートナー用色材を担当しています。
製品は多彩な色はもちろんのこと、粉体・固体・液状と形態もさまざまで、お客様の用途や目的、保有する設備によってニーズに合うものが異なります。最適な製品を提案・販売することから始まり、販売後の安定供給やトラブルがあった際の対処などのフォローまでを受け持つのが営業の役割です。私は文系出身なのですが、技術や製造のメンバーと一緒にお客様と専門的な内容の議論を長時間することが日常で、場を重ねるうちに技術的な知識も身に付きました。

ある1日のスケジュール
8:50子供を幼稚園に送ってから出社
9:30出張前のミーティング
10:30持参資料の手直し・仕上げ
11:30昼休み
12:30移動。道中でメール処理など
14:00お客様とミーティング
16:00移動
17:30オフィスで議事録作成
18:30退社
職務風景

仕事の
やりがい
さまざまな人との交流から得た気付きを、会社と自身の成長につなげる。

扱うモノは最終製品ではありませんが、日常の至るところに当社の「色」が使われていることを何とも誇らしく思います。営業はいろいろな人と出会う機会があり、それぞれ考え方や意見が違うので、会社や製品や自分自身について客観的に捉えることができます。そうして得た気付きをもとに、社内に伝え活かすことで会社の成長につなげ、また自分を顧みることで個人のレベルアップにつなげられることが仕事のやりがいです。他社との競合の中、品質面や価格面で劣勢に立たされることもあるのですが、そんな時は先輩や上司、技術や製造部門の方の協力を仰ぎながら、チームワークでそれを跳ね返すことが重要です。また、劣勢にあっても、築き上げたお客様との人間関係に救われることもあります。

大日精化の
魅力
お客様にも、後輩にも真摯で手厚い、それが大日精化。

仕事をするにつけ、色材を必要とする業界での当社の認知度と評価の高さを実感します。これはひとえに、先達が真摯にお客様の要望に応えるべく積み重ねてきた努力の証にほかなりません。また、自分は文系ですが先輩・上司・技術・製造の方から手厚くサポートしてもらえるので、努力すれば色材という化学製品の営業として一人前になれます。このように、お客様への真摯な姿勢で培った信用と、後輩へのサポートの厚さが大日精化らしさであり魅力だと思います。

今後の目標組織のマネジメントに携わり、周囲の人々に恩返ししていく。

長年営業をやってきたこともあり、現在は業界の中でもトップクラスのお客様を担当し、時に困難な事態と向き合いつつも充実した日々を過ごしています。これまで積んできた経験を活かし、今後は組織のマネジメントに関わる立場で、後進を育て、大日精化がこれからも魅力的な会社であり続けることに貢献していければと考えています。そうすることが、社内外で自分を支えてくださった方々への恩返しだと思っています。