技術系
A.S
ハイテックケミ株式会社 生産技術部
2024年度入社/生物応用化学科
入社動機目に見える形で、自分の仕事を世に残したい。
学生時代は化学を専攻し、特に高分子化学に強い関心があったため、プラスチック製品を扱う化学メーカーへの就職を考えていました。その中で、学校の先生から、OB・OGが多く在籍する大日精化を勧められて当社を調べたところ、世の中に必要不可欠な「色彩」を扱い、自分の仕事が目に見える形で世に残ることを知り、入社を決めました。また、OGから、社員の皆さんが優しい方ばかりだと聞いたことも理由の一つです。
仕事内容さまざまな部門と連携し、お客様のご要望に応える製品をつくる。
私が所属する「開発サポート課」は、お客様のご要望に隅々まで応えた製品を設計することにより、当社のお客様満足度向上に貢献する部署です。新規製品の開発や既存製品の改良、さらには新規原材料の評価や環境配慮型製品の検討まで、多岐にわたる案件に対応しています。
その中で私は、化粧品容器や洗剤容器、お菓子のフィルムなど、日常的に目にするような製品を多く担当しており、製品設計からラボでの試作、量産化までの一連のプロセスに携わっています。
製品設計の際は、まずお客様や営業部門から要望を詳細に聞き取ります。その後、製造部門と連携して量産化を進めるとともに、品質保証部門と連携して製品検査項目の設定をしています。他部門ともさまざまな場面で協力しながら、より良い製品づくりに励んでいます。
| 8:30 | 出社。メールチェック、ラジオ体操、朝礼 |
|---|---|
| 8:50 | ラボ機械を起動 |
| 9:00 | ラボ機械にて試作 |
| 11:30 | 社員食堂にてランチ |
| 12:30 | 試験評価 |
| 15:30 | 上司・先輩に試作条件や試験結果等を報告 |
| 16:00 | 報告書の作成 |
| 16:50 | 担当場所の掃除、翌日の業務確認 |
| 17:00 | 退社 |
仕事の
やりがい自分の手がけた製品が、暮らしの中で活きる喜び。
身の回りにある製品の案件が多いため、自分が携わった製品を街中で見たときには、大きなやりがいを感じます。
一つの工夫で製品の特性を大きく変えることができるのも、製品設計の面白いところです。例えば、「容器のかみ合わせが悪く開けにくい」という問題に対しては、スリップ剤という添加剤を加えることで、成形品に滑る特性を持たせて解決することができます。
もちろん、難しいこともたくさんあります。製品設計では、お客様のご要望に応えるだけでなく、量産性や作業性、コストなども考慮する必要があり、そのためには幅広い知識と経験が求められます。顔料やプラスチックに関する知識は言うまでもありませんが、製品テストのため少量試作に使用するラボ機と量産に使う大型機との違いに関する知識や原価計算に関する知識なども必要です。
また、ラボでの試作は、想定通りに進まないことも多々あります。そんな時も諦めずに、上司や他部署の先輩方に相談しながら課題を解決することで、知識を一つずつ身につけながら経験を積んでいます。
大日精化の
魅力相談しやすい雰囲気と、早い段階で多くの経験を積める環境がある。
部署内外の垣根を越えたコミュニケーションが活発であることと、温かい人柄の社員が多いことです。自部門はもちろん、同じ工場で働いている他部門の方々も「最近どう?」とフランクに話しかけてくれるような環境なので、困った時は周囲に気軽に相談できる雰囲気があります。
また、若手社員でも、お客様との面会や懇談会、出張に同行する機会が多いため、早い段階から多くの経験を積むことができるのも魅力だと感じます。
今後の目標さまざまな知識と視点を身につけ、成長に貢献する技術者へ。
私の目標は、お客様のご依頼に真摯に応え、製品を採用していただくことで、一人前の技術者として会社の売上に貢献することです。そのため、現在は社内で開催される資材知識のセミナーなどにも積極的に参加し、新しい知識を学んでいます。
さらに今後も、お客様のご要望に対してさまざまな視点から最適な提案ができるよう、常に成長していきたいと考えており、将来的には海外事業にも携わり、大日精化の成長に貢献することを目指しています。









