生産・品質管理系

先輩社員インタビュー 生産・品質管理系M.TM.T
合樹・着材第2事業部 品質統括部
2007年度入社/物質工学科

入社動機工業系の仕事を志し、大日精化の事業と先輩方に惹かれて。

入社を決めた一番のきっかけは、インターンシップでの経験でした。私は、昔から漠然と工業系の仕事に就きたいと考えていて、高専に進学しました。高専4年時にインターンシップで大日精化を訪れて実際の仕事を体験し、私たちの身の回りにある「色」をつくる仕事って面白そうだ、と思いました。そして何よりも社員の方々が生き生きと仕事をしているのが印象的で、この会社で働いてみたいという気持ちが増し、志望しました。

仕事内容世界各地で使われる着色剤・機能材の品質をお客様に約束する。

私の所属する事業部は、塩化ビニル樹脂をはじめとするさまざまな樹脂の着色剤・機能材を扱っている部署です。その中で私は品質統括部に所属し、主にオレフィン系樹脂・フッ素系樹脂の着色剤、機能性コンパウンドなどの製品の品質検査業務を担当しています。検査の内容は、製品の色をチェックする色調試験や、水分・比重などの物性をチェックする物性試験など多岐にわたります。検査に合格した製品は、国内外で建材・車両・電線・文具などさまざまな用途の材料として使用されています。

ある1日のスケジュール
8:00出社。ストレッチ、ラジオ体操
8:30朝礼・掃除、予定や連絡事項の確認
9:00メールチェック・検査準備
9:30製品の品質検査
12:00昼休み。昼食後にデスクで昼寝がルーティーン
13:00午前に引き続き製品の品質検査
15:00お客様の問い合わせを受けての検証・調査
16:00試験データの整理・記録
17:00片付け、翌日の準備
18:30退社・帰宅。帰宅後は家族と団欒
職務風景

仕事の
やりがい
繊細でシビアな色を極め、製品の信頼を守り続ける。

色というものはとても繊細でシビアなもので、同じ製品でも毎回同じような色になるものではありません。シミュレーション通りにいかないことも多々あり、製品を目標とする色に合わせるのは決して簡単ではないのです。その中で、お客様の要求する通りの色に製品を仕上げた時は達成感があります。
また、品質保証の仕事は一つのミスが即座に製品クレームにつながってしまう、とても重要な仕事です。だからこそ、日々気を引き締めながら一つひとつの業務にあたっています。正直なところ地味な作業が多いのですが、その地道な繰り返しが製品の品質や信頼性の向上につながっていくと思います。

大日精化の
魅力
世の中を明るく豊かに彩ることに貢献できる。

当社の特徴は、なんといっても「色」です。私たちは最終製品をつくっているわけではなく、お客様企業に製品を納入するBtoBの企業なので、消費者の方が私たちの製品を直接見る機会はほとんどありません。しかし、私たちの製品は世の中のさまざまな「色」として使われています。「世の中を明るく豊かに彩ることに貢献できる」ということが、大日精化の魅力だと思います。

今後の目標品質保証に精通した存在として大日精化のブランドを支えていく。

品質保証の業務をするにあたって、まだまだ知識や技術が足りないと感じることが多々あります。これからもいろいろなことを勉強していきたいです。そして品質保証の仕事について誰よりも精通し「このことだったら、あいつに相談しろ」と言われるような人物になりたいです。
そして「大日精化の製品なら大丈夫」といわれるような品質と、絶対的な信頼がある企業を目指したいです。