生産・品質管理系

先輩社員インタビュー 生産・品質管理系S.KS.K
化成品事業部 品質統括部
2019年度入社/物質工学科

入社動機専攻を活かし、安心して働ける環境だと感じて。

私が当社に入社した理由は、大きく二つです。一つは、専攻していた化学系の企業の中で、「色彩」という分野を扱っている点に興味を惹かれたこと。もう一つは、知り合いの先輩社員から、休暇制度や資格取得支援などの福利厚生が充実しており、社員が世代を問わず意見交換や相談をし合える明るい社風だと聞いたことです。その先輩をはじめ、出身校から多くの先輩が入社していることも心強く感じました。

仕事内容確実にご満足いただける製品の提供を、私たちが支えている。

品質保証部は、文字通り製品の品質を保証する役割を担っています。お客様に安心してご使用いただき、ご満足いただける製品を提供するうえで要といえる部署で、製品が既定の品質を満たしているかを工程ごとに厳しく検査します。私は主に水性カラーベースを担当しており、色相の確認や、固形分・pH・粘度などの測定をしています。製品ラインアップが充実している分、検査数もかなり多いので、優先順位付けや検査の効率化を心掛け、また製造部門・技術部門と密に連携することで、生産を滞らせず品質の安定した製品を送り出せるよう努めています。

ある1日のスケジュール
8:30出社。メールチェック、製造予定を確認し1日の検査スケジュールを立てる
9:00水性カラーベースの分散工程における合否判定
10:30補正工程における補色投入の小口試験
12:00昼休み
13:00製品の出荷前最終検査
15:00顧客に提出する試験表の作成
16:30試験器具の片付け、検査記録のまとめ
17:00退社
職務風景

仕事の
やりがい
経験の積み重ねが、自身の成長にまっすぐつながっていく。

品質検査において、製品の色味が標準品と合致しているかを確かめる色相確認は重要な項目の一つです。色相の合否判定は、標準品との色差値を機械で測定するものと、目視で判定する二つの方法で行います。機械判定では色差が小さくても、目視だと違って見えるケースがあることから、二つの判定方法を取り入れ、色相のずれを補正しています。入社当初は、同じ色に見えたのに機械で測ると大きな差があったり、目視で色相のずれをなかなか補正できなかったりということが多かったのですが、現在は経験も増え、目視判定や補正にも自信がつきました。このような成長を実感できるのは嬉しいことですし、やりがいの一つです。

大日精化の
魅力
育児などのプライベートを応援し合う体制が確立されている。

仕事とプライベートを両立できる環境が整っているという点が当社の魅力の一つです。さまざまな休暇制度や時短勤務制度も導入しており、育児休業を経て復職した女性社員の話も多く聞きます。そういった制度を誰かが利用する時は、職場内で業務の引き継ぎやサポートをする体制ができており、周囲の協力を得ながら復職前と同じように仕事をこなしている社員もいます。働く女性としては、とても安心できる環境だと思います。

今後の目標資格取得支援も活用し、顧客満足度を高められる品質保証部員へ。

品質保証部の一員として高品質の安定した製品を送り出し、顧客満足度の向上につなげていくことが私の目標です。今はイレギュラーな検査結果が出た時などに、先輩方から指示をもらって検査を進めていますが、私も経験を積んで、周りから頼られる存在になりたいです。また、当社は外部研修や勉強会の案内など資格取得のフォローも手厚いため、業務に役立つ資格を取得するなどして、さらなるスキルアップを目指していきたいと思っています。