ハイテク&カラー 大日精化工業株式会社

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環境マネジメント

サステナブルな社会の実現に向けて、大日精化グループの事業活動を通じて、サプライチェーン全体の環境パフォーマンスの向上を目指し、国内の全ての製造拠点にてISO14001-2015の認証を取得し、継続的な改善活動を実施しています。

環境方針

環境方針

  1. 経営者、従業員が、教育により環境に対する認識を高め、環境活動の自主的な目標を設定し、継続的な改善に努めます。
  2. 製品のライフサイクルの視点から環境に配慮した製品の開発に努めます。
  3. 事業活動における環境負荷の減少と汚染の予防に努めます。
  4. 法規、条例、協定などを守ります。
  5. 社会との調和を図り、自然保護等の社会貢献活動に取り組みます。

推進体制

大日精化グループの環境マネジメントは、「環境方針」に基づき代表取締役社長の指示のもと各実行部門(各製造拠点、各支社・支店)のEMS(環境マネジメント)により実施されています。各実行部門の活動状況は環境委員会にて管理し、定期的に取締役会に報告し、監査・監督を受け、その結果を継続的な改善活動につなげています。
なお、2025年3月期において国内外ともに環境法規制などの処罰を受けた事例はありません。

環境負荷データ

エネルギー使用量(原油換算)の推移
エネルギー使用量(原油換算)の推移
エネルギー原単位(ℓ/t)と生産数量(千t)の推移
エネルギー原単位(ℓ/t)と生産数量(千t)の推移
温室効果ガス排出量(千t‐CO2)の推移
温室効果ガス排出量(千t‐CO2)の推移
温室効果ガス排出量(千t‐CO2)の推移
廃棄物リサイクル率・最終処分量の推移
廃棄物リサイクル率・最終処分量の推移

GHGサプライチェーン排出量

Scope1・2・3 2025年3月期国内グループの内訳

GHGサプライチェーン排出量の算定については、環境省、経産省の「サプライチェーンを通じた温室効果ガス排出量算定に関する基本ガイドライン(ver.2.6)」および世界資源研究所のGHGプロトコルのガイドラインに準じています。

サプライチェーン排出量 内訳 Scope2算定条件:GHGプロトコル・マーケット基準
Scope2算定条件:GHGプロトコル・ロケーション基準

事業活動のマテリアルバランス

INPUT(生産活動、研究活動)

総物質投入量(国内)※1

2024年3月期 2025年3月期
総量 141,417 t 145,916 t
樹脂 70,408 t 67,650 t
溶剤 23,105 t 23,996 t
顔料 11,941 t 11,616 t
添加剤 35,963 t 42,654 t

総エネルギー使用量(国内・海外)(原油換算値)※2

2024年3月期 2025年3月期
32,075 ㎘ 32,131 ㎘ (対前期比 100 %)
内訳 国内 20,835 ㎘ 20,071 ㎘
海外 11,240 ㎘ 12,060 ㎘

エネルギー・燃料使用量(国内・海外)(原油換算値)※2

2024年3月期 2025年3月期
5,858 ㎘ 5,129 ㎘ (対前期比 88 %)
内訳 国内 5,414 ㎘ 4,773 ㎘
海外 444 ㎘ 355 ㎘
国内 都市ガス 4,503 千N㎥ 4,301 千N㎥
LPG 162 t 157 t
A重油 15 ㎘ 14 ㎘
灯油 23 ㎘ 22 ㎘
軽油 3 ㎘ 3 ㎘
ガソリン 115 ㎘ 111 ㎘
海外 天然ガス 278 千N㎥ 269 千N㎥
LPG 18 t 12 t
A重油 0 ㎘ 0 ㎘
灯油 21 ㎘ 20 ㎘
軽油 29 ㎘ 6 ㎘
ガソリン 55 ㎘ 61 ㎘

エネルギー・電力使用量(国内・海外)電力使用量には、自拠点内の太陽光発電を含む

2024年3月期 2025年3月期
104,763 千kWh 106,778 千kWh (対前期比 102 %)
内訳 国内 61,323 千kWh 60,827 千kWh
海外 43,440 千kWh 45,951 千kWh
(内数)
再エネ電力量
国内 (61,160 千kWh) (60,680 千kWh)
海外 (698 千kWh) (731 千kWh)
合計 (61,858 千kWh) (61,411 千kWh)
再エネ電力比率 国内 99.7% 99.8%
海外 1.6% 1.6%
合計 59.0% 57.5%

用水量(国内・海外)

2024年3月期 2025年3月期
2,471 千m3 2,725 千m3(対昨年度比 110 %)
内訳 国内 2,364 千m3 2,616 千m3
海外 107 千m3 108 千m3

ESG投資額(環境対策・公害防止、労働安全衛生、ダイバーシティ、法令対応)

2024年3月期 2025年3月期
482百万円 605百万円

オフィス活動

2025年3月期
事務所電気 1,074 kWh
コピー用紙|グリーン調達率(単体のみ) 66 %
車両燃料 ガソリン 81 ㎘
軽油 0.8 ㎘

OUTPUT(営業・販売活動)

製品(国内・海外 自工場生産量)

2024年3月期 2025年3月期
219,825 t 226,401 t (対前期比 103 %)
内訳 国内 108,294 t 106,345 t
海外 111,531 t 120,057 t

エネルギー原単位(国内・海外)(原油換算値)※2

2024年3月期 2025年3月期
内訳 国内 192.3ℓ/t 188.7 ℓ/t
海外 100.8 ℓ/t 100.5 ℓ/t

GHG排出量(国内・海外 エネルギー起源のCO2排出量)※2、※3、※4

Scope 2 算定条件:GHGプロトコル・マーケット基準

2024年3月期 2025年3月期
Scope 1 11,797t -CO2 11,193t -CO2(対前期比 95 %)
Scope 2 28,310t -CO2 23,812t -CO2(対前期比 84 %)
グループ合計 Scope 1+2 40,107t -CO2 35,005t -CO2(対前期比 87 %)
内訳 国内 Scope 1 10,962t -CO2 10,426t -CO2(対前期比 95 %)
Scope 2 0t -CO2 0t -CO2(対昨年度比 ― %)
小計 10,962t -CO2 10,426t -CO2(対前期比 95 %)
海外 Scope 1 835t -CO2 767t -CO2(対前期比 92 %)
Scope 2 28,310t -CO2 23,812t -CO2(対前期比 84 %)
小計 29,145t -CO2 24,579t -CO2(対前期比 84 %)

Scope 2 算定条件:GHGプロトコル・ロケーション基準

2024年3月期 2025年3月期
Scope 1 11,797t -CO2 11,193t -CO2(対前期比 95 %)
Scope 2 55,358t -CO2 49,511t -CO2(対前期比 89 %)
グループ合計 Scope 1+2 67,155t -CO2 60,704t -CO2(対前期比 90 %)
内訳 国内 Scope 1 10,962t -CO2 10,426t -CO2(対前期比 95 %)
Scope 2 26,789t -CO2 25,578t -CO2(対前期比 95 %)
小計 37,751t -CO2 36,004t -CO2(対前期比 95 %)
海外 Scope 1 835t -CO2 767t -CO2(対前期比 92 %)
Scope 2 28,569t -CO2 23,933t -CO2(対前期比 84 %)
小計 29,404t -CO2 24,700t -CO2(対前期比 84 %)

GHG排出原単位(国内・海外 エネルギー起源のCO2※2、※3、※4

Scope 2 算定条件:GHGプロトコル・マーケット基準

2024年3月期 2025年3月期
生産量1t当たり 0.182t -CO2/t 0.155t -CO2/t(対前期比 85 %)
売上金額100万円当たり 0.33t -CO2/百万円 0.23t -CO2/百万円
純利益100万円当たり 10.96t -CO2/百万円 3.40t -CO2/百万円

廃棄物リサイクル率・最終処分量

2024年3月期 2025年3月期
総発生量 10,285 t 10,853 t
リサイクル量 6,568 t 7,909 t
リサイクル率 63.9 % 72.9 %

排水量(国内・海外)

2024年3月期 2025年3月期
2,456 千m3 2,458 千m3(対前期比 100 %)
内訳 国内 2,359 千m3 2,359 千m3(対前期比 100 %)
海外 97 千m3 99 千m3(対前期比 102 %)
  • ※1 推定値(購入原料の重量上位80%について品目別に調査し、残り20%については上位80%の品目別の構成比率にて算出)
  • ※2 2025年3月期の算定から「特定排出者の事業活動に伴う温室効果ガスの排出量の算定に関する省令」改正後の単位発熱量および排出係数を使用しています。
  • ※3 Scope1,2 算定の範囲・主な基準、排出係数
  • 【範囲】
     大日精化グループで使用する燃料、電力使用に伴うCO2排出量を集計。
     算定対象となる事業範囲は、大日精化工業株式会社および連結子会社です。
     ただし賃借拠点における電力使用量は、Scope2から除外しています。
     また所有する社宅、寮は算定対象から除外しています。
    【算定基準、排出係数】
     ● 燃料使用に伴うCO2排出量
     「環境省|温室効果ガス排出量算定・報告・公表制度における算定方法・排出係数一覧」に基づく。
     ● 電力使用に伴うCO2排出量
     ロケーション基準
     (国内・海外)環境省及び各国政府環境局公表の排出係数を用いて算定。
     マーケット基準
     (国内)「環境省|電気事業者別排出係数一覧」の各電気事業者のメニュー別排出係数を用いて算定。
     (海外)電力調達先より入手した排出係数、ない場合は各国政府環境局公表の排出係数を用いて算定。
  • ※4 2025年3月期の算定から、中国拠点の電力の排出係数を2024年12月に中国政府の環境当局が公表した「2022年度実績に基づく全国平均排出係数」へ変更しています。