物流安全
輸送事故・クレームといったトラブルの防止や深刻化するドライバー不足などから生じる「物流クライシス」に対応するだけではなく、グループ全体での合理化・安定化を目指しています。
物流安全に対する推進体制
2018年10月に導入した3PL※1とWMS※2の活用のため、専任組織を設置し、従来は事業所ごとに管理・運用していた物流業務を、物流事業者と協働でグループ一元化を図っています。専任組織は目的に沿った施策を事業部あるいは事業所担当窓口に提案し、事業部戦略とのすり合わせを行ったうえで管理指標・手法を決定し、各事業所担当組織で運用しています。
- ※1 3PL(Third-party Logistics:物流業務の包括委託)
- ※2 WMS(Warehouse Management System:倉庫管理システム)
物流安全に対する考え方
当社グループは危険物も含めた製品を安全にお客様に納入することが求められます。将来にわたり、持続可能で安定した物流網を構築するために、全ての従業員が当事者となって解決していく仕組み作りと、ムダを省き物流効率化をはかるための改善を進めています。
また、荷主として委託先との連携を図り、物流業従事者の就労環境にも配慮してまいります。
物流安全維持のための主な取り組み
- 環境対応
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- 改正省エネ法対応への取り組み
- 働き方改革実現に向けた荷主の配慮義務への取り組み
- 物流クライシス回避
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- ドライバー不足対応のための取り組み
- 「2024年960問題」対応への取り組み
- 物流価値向上
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- トータル物流コストの最適化に向けた取り組み
- 物流品質向上に向けた取り組み
- コンプライアンス
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- 消防法や貨物自動車運送事業法など法令順守への取り組み